ロシアのプーチン大統領は、モスクワ(莫斯科)で森元総理大臣と会談し、年内に予定されている安倍総理大臣のロシア訪問が日ロ関係の発展につながることに期待を示すとともに、北方領土問題について、双方が受け入れ可能な解決策を模索していくべきだという考えを示しました。

ロシアを訪問している森元総理大臣は、日本時間の21日夜、クレムリン(克里姆林宮)で、プーチン大統領とおよそ1時間余りにわたって会談しました。
この中で、森氏は「ことしは新たな日ロ関係を構築するための大事な年になる。
私の訪問が10年ぶりの日本の総理大臣の公式訪問の地ならし(整地、事前準備)になればよいと思っている」と述べました。
これに対して、プーチン大統領は「安倍総理大臣のロシア訪問を心待ちにし(引頸期盼)、日ロ関係の発展のよいステップになることを期待している。
この会談を受けて準備に取り組みたい」と応じ、年内に予定されている安倍総理大臣のロシア訪問が日ロ関係の発展につながることに期待を示しました。
また、森氏によりますと北方領土問題を巡って、森氏が、総理大臣在任中の平成13年3月に、シベリアのイルクーツクで、プーチン大統領と、平和条約締結後の歯舞・色丹の2島返還(へんかん)を明記した1956年の『日ソ共同宣言』の有効性を文書で確認したことを取り上げ、プーチン大統領とその重要性を確認したということです。
また、森氏は「領土問題の最終的な解決には、安倍総理大臣とプーチン大統領の両首脳の決断が必要だ」と強調したのに対し、プーチン大統領は「平和条約がないのは異常だ」と述べるとともに日ロ双方が受け入れ可能な解決策を模索していくべきだという考えを示しました。

 

來源: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130222/k10015696281000.html

 

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